| 前回から１年振りのサイパン。しかし今回はとてつもなく幸運が重なった旅行になりました。 １月６日（月）初日 ６：３０車で成田空港へ向けて自宅を出発。以前は空港周辺の個人駐車場に車を預けていたが、帰国が夜だった事もあり車の状態が確認できず翌朝になって大きな傷を発見。急ぎ抗議の電話をしたが受け渡しの時でなければ保証できないと断られる。それ以降、空港駐車場の料金が値下げされた事もあり個人駐車場の利用は止めた。また空港建物まで歩いて１分という利便さは特に冬場、厚着をして出かける必要がないので助かります。 料金所の近くに車を置けば２４時間人がいるので安心。 最近はテロの影響かセキュリティが厳しいです。見事ＢＧが選ばれバッグの中身迄チェックされていました（笑）   サイパン空港到着。今回も１番に飛行機を降りたけどサイパンも入国審査が厳しいようです。 前の便の人達がまだ残っている状態にちょっと驚き。よくよく見ると元プロ野球選手の金村さんが入国審査で引っかかっていました。さらに・・   空港正面にあるレンタカー事務所に入ったところ、ここでも金村さんの家族が手続きに手間取っているじゃありませんか。早くしてくで〜！  １６：００。レンタカーで宿泊先のアクアリゾートに到着。フロントでチェックインを済ませるとＰＤＩの係員の方が来てちょっとお願いがあるとの事。実は１２月の台風の影響でグアムからサイパンに変更となった旅行者が大幅に増え部屋が満室状況となり指定した部屋を変更してくれませんかという話だった。 ムムもしかして・・。結果はビンゴ！なんと追加料金無しで明日から３日間スイートルームに移って下さいと言う。なんという幸運。心の中では「やった〜！」と叫んでいたが、表情は冷静さを保つのに必死だった（笑） この夜も当然イージーキッチンで夕食。 ２年程前メニューから消えてしまった大好きなミラーライト。今回もやはりメニューには無い。しかしダメもとで聞いてみたらナント「ありますよ」との返事。う〜ん。なんか今回のサイパンは 初日から幸運続きだなぁ〜。  夕食を終えアクアに戻るとライトアップされたホールにうっとり・・。イルミネーションの素晴らしさは間違いなくサイパン一かも。   そしてお決まりのＶｉｎｏバーへ。１年振りだけどしっかり憶えていてくれたロバートさん。 今回もカクテル「広海スペシャル」を注文。そしてのんべの夜は更けていく・・。   １月７日（火）２日目 朝５：３０に起床。なんでこんなに早く起きるのか・・当然ロケ地探訪が目的だから（笑） 実はビーチボーイズのビデオに収められている特典映像の中に潮が引いたマイクロビーチが写っているのだ。昨年訪れた時には残念ながら引き潮になる時間が真夜中であったため撮影を断念した経緯がある。今回は事前に調べた結果、これもまたラッキーな事に今日の６時頃が最も引き潮となり、この日を逃すと撮影不可能となってしまうのです。 ６：００を過ぎた頃、辺りが明るくなりはじめたので車に乗り込みマイクロビーチへ向かう。アメリカン・メモリアルパークの駐車場に車を止めビーチに向かうと・・ 波打ち際がはるか５０ｍ以上沖に退いている。通常、右の画像の位置は水位が腰位まである。   この場所はオープニングやメモリアル写真集の表紙にも使われていると私達は想定している。ビデオの特典映像にわざわざ入れた理由はおそらく撮影スタッフや反町さん達も感動したからではないでしょうか？ 実画像とビデオ特典画像   実画像とメモリアル写真集の表紙   実画像とビデオ特典画像   今回のサイパン旅行日程と潮汐の条件はまさに偶然の一致。まさに幸運だったとしか言いようがない。 もしサイパンに行く事があったら是非見に行く事をお勧めします。参考にサイパン周辺の潮汐表が掲載されたＨＰを紹介しておきます。 http://www.uog.edu/marinelab/tidecharts.html この日の日中は１年ぶりとなるゴルフで南の島の休日をエンジョイ。 海越えのホールが続くサイパンでも最もエキサイティングなラウラウ・ゴルフ場のイーストコースに挑戦。 結果は惨敗。８個のボールが海に山に消えていきました。ま、いっか。夏だし・・。   ゴルフを終え、アクアに戻ると新しい部屋の鍵を渡された。アクアのスイートといえばサイパンロケの際、反町君が泊まっているので同じ部屋になれば最高と思っていたが残念ながら鍵番号は違っていた。でも中に入りビックリ。ベランダからの眺めの良さは恐らく人目を避けた反町君の部屋よりいいかもしれない。 １枚醜い画像が入っていますが平にご容赦を（笑）             夜はラフェスタに行ってみる。夕食はソルト＆ペッパーで多国籍料理を堪能。パスタはかなり美味しい部類に入ります。ここはお勧めですね。    昨年１月に閉店となったコーラル・ブルーがどうなったのか気になっていたので訪ねてみるとそこは小物を扱うお土産店に変わっていました。判ってはいたけどまたロケ地が一箇所なくなったいう現実はつらいものがあります。 ８時からラフェスタの中央広場で開催されるナイトコンサートを堪能。観客も一緒になって踊りまくるとても楽しいコンサートです。    そして寝る前にはお決まりのＶｉｎｏバーへ。 昨日お友達になったピアニストさんから曲のリクエストを催促されアンチェインド・メモリーをお願いする。 （彼）ツギハ？ （ＢＢ）オーバー・ザ・レインボー （彼）ツギハ？ （ＢＢ）う〜ん・・。ワット・ア・ワンダフル・ワールド （彼）ツギハ？ （ＢＢ）おいおい、そんなすぐに出ないよ。じゃ〜アロー・アゲイン。 （彼）ツギハ？ （ＢＢ）えぇ〜？また〜！んじゃ、テイク・ミィ・ホーム・カントリー・ロードでどうだ！ （彼）ツギハ？ （ＢＢ）勘弁してくれ〜！！ こうしてノンベの２日目の夜は過ぎていく・・。   １月８日（水）３日目 今日はテニアン島に向かう。ロケ地の撮影とカジノで飲み代稼ぎだ。 往復、航空機を使っていくオプショナルのフリープランを選んだ。今回も３０人乗りのノース機かと思ったらなんと３人乗りのチェロッキー。いや〜揺れる揺れる。でもビーチボーイズのタイトルバックに使われたロング・ビーチが良く見えてこれには感激。 ＰＩＡ空港入口。スペシャル編では真琴と春子さんが南の島に降り立った空港として写されていました。 機長を除く３人乗りのチェロッキーに乗り込む。   テニアン島ロングビーチ。右は島の中央を縦断するブロードウェイ   着陸がまた揺れる揺れる。上下左右にふらふらと・・。ＢＧの顔がこわばっていました（笑）  空港を降りてすぐにレンタカーをチャーター。ブロード・ウェイを北上しロングビーチに向かう。 途中たわわに実ったパパイヤが美味しそう。   観光コースから外れているためだ〜れもいないロングビーチ。ウミガメの産卵地でもあるため車で砂浜への侵入は禁止されてます。   ロングビーチに来た目的はロケで使われた木々、特に椰子の実の残骸でも残っていないか探索にきました（マジです）しかし残念ながら見つかりませんでした。かわりに巻き貝の抜け殻をゲット。   砂浜の中にある石は全て珊瑚の化石。とても綺麗なのでこの２つはお持ち帰り。そして砂浜にあるブッシュの中を覗くとなにかゴソゴソ動くものが・・   直射日光を避けたヤドカリさん達でした。それにしてもデカイ！１０ｃｍはある。縁日で売ったら儲かるなぁ・・。  こんな綺麗なビーチでＯＦＦ会ができたら最高なんですけどね・・。  次の目的地であるテニアン南部のタガビーチへ。ここは長年探し求めていたロケ地の一つでした。これまでテニアンは３回訪れ、このタガビーチにも２回ほど来ているがその時には全く気がつかなかった。今回の旅行が決まってＢＧが何気なく旅行のパンフレットを見ているとＴＶ画像とほぼ一致する岸壁を偶然にも発見。またこのことを日記に書いたらPANDAさんが以前撮った写真をメールで送ってくれた。これで確信を得て４度テニアンに向かう事にした。 ２年ほど前に鈴木杏がポカリスエットのＣＭで飛び込んだ岸壁でもある。それにしてもテニアンブルーと言われるトルコ石色をした海は本当に綺麗です。   現在画像とＴＶ画像。 牛の鼻に似た岸壁が決めてですが、現状はタガ遺跡をかたどった手摺りが設置され残念ながら様相が大分変わってしまいました。それにしてもテニアンとは気がつかなかったなぁ・・。   撮影後は名鉄フレミングレストランに寄ってチャモロ風カレーを食べ、午後はダイナスティ・ホテルのカジノへ出陣。   カジノ内の撮影は当然禁止。手荷物も入口のクロークに預けます。結果は・・アハハでした。  帰りの飛行機は６人乗りのチェロッキー。行きはたまたまＢＧと同乗できたが搭乗する際には全員の体重を計算して分乗するため今回ＢＧは最後の飛行機に乗ることになった。 現地に残ったＢＧがＰＤＩの谷 薫さんといろいろお話したなかで、この飛行機は雨が降るなど天候が悪いとすぐに欠航してしまうと聞きあせったそうな。実は今回サイパンに来る前天気予報をみたら全日天候は雨の予想だった。しかも谷さんの話では台風が接近していたそうで今週来るお客は大変だなぁと思っていたところ幸いにも台風の進路がそれ天気は一変して毎日晴天続き。 これも今回の幸運の一つかな？台風だったらロケ地探索どころかホテルから一歩も出れないし・・。 そういえばいつもテニアンに来ると案内係をしている鈴木さんの顔が見えない。どうしたのか聞いてみたら故郷の名古屋に昨年帰ってしまったそうだ。ここに骨を埋めるつもりで頑張っていたらしいけど一人っ子のため両親に呼び戻されたとのことでした。鈴木さん長い間お疲れさまでした。 ６人乗りチェロッキー  帰りはＴＶのようなアングルでロングビーチ良く見えて最高でした。      今日の夜はムーミン村に行ってサイパンの韓国料理店で唯一飲めるマッコリ酒（どぶろく）で祝杯。とか言いつつノンベの夜は過ぎていく・・。  １月９日（木）４日目 今日はトロピカルフィッシングというＯＰツアーに参加。また遊びかい！とお思いでしょうが実はこれもロケ地探索における一つの手段だったのです。 ビーチボーイズビデオの特典映像に収録されている海都さんがボートに乗るシーンがどうしてもワンショット欲しくて何処の港から出港するか掛けに出て見たのですがこれがまさにビンゴ！！ 思惑どおりにツアーバスはスマイリー・コープに向かっている。ＢＧと思わずやったね！！のサイン。 こんなに幸運が続くとちょっと怖いくらいです。    ここまで車できては中に入れずいつも悔しい思いをいていたが、やっと念願叶ったワンショットに大満足です。   フィッシングボートはマニャガハ島の西を廻って沖合に向かいます。揺れものに弱いＢＧは腰が引けてます。   リーフを抜ける頃イルカ君に遭遇。ヘ〜イ！ ジェフ！！・・・判るかなぁ〜（笑） 突然の出来事だったのでこの一瞬しかカメラでとらえることしかできませんでした。 サイパンではリーフがあるためサーフィンは出来ないと思っていましたが、なんとリーフの外で楽しんでいる人がいたのには驚きました。   ３０分程で釣り場に到着。ＢＧは５匹ほど釣り上げていました。ＢＢはというと・・聞かないで下さい。アハアハ。  フィッシングが早めに終了したので一旦ホテルに戻り、プールサイドでお昼寝タイム。椰子の木陰でドンヒャラリ・・・。二人して爆睡状態です   午後はコーヒーケアで昼食を取った後、島内をドライブ。 コーヒーケアはコーヒーのおかわりを持ってきてくれるが、なみなみ注がれるとチョット退くよね。  ロケ地撮影のため最初はラッダービーチへ   この場所もビデオの特典映像に収録された場所です。   この後島内を一周後、一旦ホテルに戻り木曜日の夜だけ開催されるガラパンストリート・マーケットに繰り出す。 日本でいうところの縁日って感じでしょうか。 ６：００〜２２：００で開催。中華、タイ、フィリピン、チャモロ料理等いろんなお店が出店   現地の珍しい野菜や果物。手作り民芸品も多い。   ほとんどの食べ物は１品＄１程度。ご飯などを組み合わせた＄５セットはちょっと日本人には食べきれないかも。 ７時３０分頃になるとダンスショーが始まる。小っちゃいながらも腰の振り方は一人前なので驚きます。   サイパン最後の夜はやっぱＶｉｎｏバー。 しかしウイスキーはシングルを頼んでいるのにＮＥＸＴする度にダブル→トリプル→フォースと増えていくのはちょっときついかも。それでロバートさんにノンベね。とか言われたくないよな〜（笑） アクアの社長が好物というサワーチーズとブドウを刺していただくおつまみは絶品。 また是非遊びに来ますと挨拶をしてお別れしました。    １月１０日（金）５日目・・帰国日 夕べのお酒がちょっと効きすぎて９時過ぎに起床。朝食をホテルのコスタレストランでとった後部屋戻りアワの出るジャグジーでのんびり入浴後、帰り支度を済ませテラスに出てチェックアウトの１２時近くまでのんびり過ごす。 チェックアウトのためキャッシャーに行くとフロントマネージャーさんが挨拶に来た。アクアはまだ泊まったのは２回目なのにサイパンにくる度遊びにくるので顔を憶えてしまったらしい（笑） またお世話になりますとお礼を言ってチェックアウトしました。 コスタの朝食バイキング。パンが柔らかく、目玉焼きは焼きたてで美味く毎日通ってしまいました。 勿論ご飯、お蕎麦もあります。       途中、ＤＦＳに寄って子供達のお土産を買いＪＴＢコンチャラウンジに行ったら前回お世話になったイズミさんとご対面。一緒にいたスタッフの方もこのホームページを見ましたよ声を掛けられなんか嬉しいような恥ずかしいような・・。でも旅先で知っている人がいるってやっぱ楽しいよね。 途中で車のガソリンを満タンにしてレンタカーを空港で返却。ＮＷのカウンターで帰りの航空チケットを搭乗券に替えて空港内へ。いつものようにＤＦＳを抜けて待合室に行くとなぜか人が殆どいない。あれ？おかしいな〜ともう一度ＤＦＳに入っていくと以前は無かった１〜４ゲートがいつのまにか奥に出きてる。ちょいと焦りつつ移動。サイパン空港もくる度変わるなぁ。 出国審査を済ませ左に行くと以前の待合室に。反対に今まで行き止まりだったところに出国ゲートが・・。   ３番ゲートに向かう途中には喫煙コーナーが新設されていた。ヘビースモーカーのＢＢにとっては天国のような場所です（笑） 乗り込む前にサイパンの暑さを名残惜しんで下さいって感じかな？  １９：２５に到着して約１０分で空港を出る。やっぱ日本は寒いよ〜。  ほぼ３年をかけて探してきたサイパンのロケ地は自分自身残すところ無く撮り終えた気がします。おそらくサイパンロケ地探訪記は今回で最後となるでしょう。しかしロケ地を探しながら多くの方と知り合いになれ益々サイパンが好きになってしまいました。これからが本当のサイパンに触れる旅になるような気がします。 また年々サイパンも変わりつつあるようです。ビーチボーイズロケの痕跡が残っているうちに是非一度皆様も訪れてほしいと思います。ジャ！ ＢＥＡＣＨ ＢＯＹＳ ＦＯＲＥＶＥＲ ｂｙ ＢＢ＆ＢＧ |