ビーチボーイズ・サイパンロケ地探訪記 第3回
2000年2月1日〜2月6日


今回の探訪記を書くにあたって写真を探したのだがなぜか
ネガが見当たりません。
かろうじて一部アルバムに貼ってあった写真を手がかりに
2年半程前の記憶をたどってみました。

(2002年10月 記)


探訪旅行初日(2月1日)
いつものとおりレンタカープランで申し込み最小限の荷物を持って出発。
ホテルに到着し、すぐにツアーディスクを訪ねる。
旅の恥はかき捨てとばかりに、TV画像を写真に撮ったものを現地スタッフの方に見せて、オープニングで使われたビーチ場所を聞いてみたところ、「友人に聞いてみます」といきなり電話をかけてくれる。
その友人の話から場所は特定出来ないがテニアン島ですという回答が帰ってきた。
「やったね!」
早速テニアン島に行く方法を尋ねると観光ツアーがあると紹介され、往復航空便で予約した。

PMTディスクのNORIさん本当にその節はお世話になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。


探訪2日目(2月2日)
朝、オプショナル・ツアーの送迎バスに乗り込み、サイパン空港隣にあるPIAからノースウェストショーツでテニアンへ向かう。
フライト時間12分ほどで到着し、テニアン在住5年という鈴木さんが出迎えてくれた。
午前中はマイクロバスで島内の観光案内。
当時ポカリスエットのCMで鈴木杏が飛び込んでいたタガ・ビーチから始まり、タガ遺跡→日本海軍通信所跡→潮吹き海岸→ハゴイ空軍基地→日本海軍司令部跡→原爆搭載機発進記念碑→星の砂がとれるチュル・ビーチの順で案内してくれる。
しかし残念ながらこのコースの中にはオープニングで使われたビーチは無かった。

昼食をカジノで有名なダイナスティ・ホテルのバイキングランチでとったあとは、タチョンガ・ビーチで過ごす事にしたがこれが大失敗。ビーチについて10分もしないうちにスコール・・というか大雨で全く止む気配なし。常夏のテニアンでもさすがにTシャツ1枚では寒い。しかも時間が来るまでバスのお迎えは来ない。
ヒィ〜!!

ビーチにマリンスポーツのカウンターを持つビッグ・ボーイズのスタッフ達がテントの中に入るよう勧めてくれました。
仙台から来ているという女性スタッフのYUKAさんとお話をしているうち時間が過ぎ、迎えのバスがきた。結局雨は降り止まず一度も泳ぐ事はできなかった・・トホホ。


テニアン・タガビーチ
※実はこのビーチもロケ地だが、それがわかったのは
3年後でした。

ノースウエスト・エアリンク・PIA

探訪旅行3日目(2月3日)
アルバムをたどってみるとこの日はマリアナ・リゾート・でゴルフ。
確かロストボールばかりで最後のホールではボールが1個になってしまい、池越えの18番ホールはティーショットをパスしたにもかかわらず、仮3打目のバンカーショットがホームランで結局ロスト。
最後の最後でホールアウトできなかったという悲しい記憶が蘇った・・。


探訪旅行4日目(2月4日)
前回、悪路で行かれなかったビーチを探索するために、一日だけ四駆のランクルをレンタルした。
まずはオブジャン・ビーチ→ラウラウ・ビーチ→タボチオ山と廻る。
しかし地図をみてもタボチオ山への道が判らずウロウロウロウロ・・飲料水を宅配している現地トラックの人に道を訪ねてみたが話が聞き取れない。なんだかんだ1時間ほど迷いながらやっと到着した。
タボチヨ山に登る途中でもの凄〜く景色のいい場所を発見。マニャガハ島やタナパグ、マイクロ・ビーチが一望できる景観は感動もの。あぁ・・マジで住めたらいいなよなぁ・・。

その後ウイング・ビーチまで足を延ばすが今回は全く成果無し。
唯一探し当てたのはPMTのNORIさんが写真を見て教えてくれた、海都がバイクを押していた時写るサイパン銀行だけだった。
まぁ、こんな時もあるさとすぐに割り切り、後はバカンスに切り替える。


ランクルでビーチ探索 オブジャン・ビーチ

ラウラウ・ビーチ
キャピタル・ヒルからタボチヨ山に登る途中の景色

探訪旅行5日目(2月5日)
この日は残念ながら写真が残っておらず詳しい記憶が残っていないが、確かあのイルカのプールを探してやはり島内をドライブしていたはずである。


探訪旅行最終日(2月6日)
いよいよ最終日。
あさから空模様はよくない。午前中は買い物でプライスコスコやDFSへお土産を買いに行く。途中ススペにあるフッシング・タックルに寄り釣り竿を購入。
実は日本から浮き、針、釣り糸を持ってきていたので、スマイリングコープまで行き、帰りの時間が来るまで堤防でソーセージを餌に魚釣りをすることに決めていたのです。
防波堤に座り、浮きの当たりを見ていると、現地の人が寄ってきて「ジャパニーズ方式か?」と聞く。
「YE〜S」と答えると両手を前に出して「釣れないよ」というポーズを取る。あ〜!!ムカツク〜(笑)
その直後、縞鯛のような魚を釣り上げた。わっはっは〜!日本式をなめるなよ〜ってか。
でも釣果は結局この一匹だけで、すぐにリリースしてしまいました。

しかし折角購入した竿だけど、荷物がいっぱいで持ち帰れない。どうしよう・・と悩んだ末、ふと思いついたのがホテルのどこかに隠しておけば次回も使えるじゃん。う〜んナイス・アイディア!!
早速ホテルに戻り隠せる場所を探したところ、エレベーターホールにある製氷器が目に止まる。
竿を折りたたみ製氷器の上に隠すことにした。次回まで残っているか楽しみだね〜!

最後まで諦めきれず空港までの道々
ロケ地を探し歩く二人だった・・。