ビーチボーイズ・サイパンロケ地探訪記 第2回
1999年10月25日〜10月28日

サイパンでのロケ地探索後、インターネットで情報収集してみるが、国内のロケ地情報
についてはある程度ヒットするが、肝心のサイパンロケ地については殆ど、いや全くと
言っていいほど情報が無い。
せいぜいあっても場所がハッキリしているアクアリゾートくらいだ。
う〜ん・・・こうなったら自分たちだけで、意地でも探し出し、HPにしてしまおうと決意。
早速、2回目探索を計画することにした。

サイパンへ行くのはやはりツアー旅行が最も安くてお手頃だよね。
ただ到着と出発時にツアーバスを利用するため、待たされる時間が長くなってしまう
と言う制約が出てきてしまう。
何かいい方法はないかと、パンフレットを探して見たところ・・・ありました!
LOOK・JTBのレンタカープラン。
サイパン到着から出発まで、レンタカーを借り切ってしまうため、ホテルのチェックイン・
チェックアウトが自由な時間で出来る。
カローラクラスで3泊4日$240はちょっと痛いが、探索にはどうしても必要だし、
行動の自由、利便性を買って即決定。

また、このころから入国時に機内預け荷物の受取時間をはぶくため、荷物はいつも
ディ・パック一つにすることにした。まぁ必要なら現地で充分調達が可能だし・・。

※レンタカー代金は99年当時の金額。

探訪旅行初日(10月25日)
サイパン空港到着。サイパンは入国審査と税関チェックが、片言の日本語で話してくれる
ので、英語の苦手なBB&BGにはちょっぴり安心(笑)
お隣のグアムはなんであんなに横柄なのか、よく理解できないですね。
サイパンはどこでも日本語と片言英語で通せるため、本当に居心地のいい所です。

空港を出て現地スタッフにプランを告げると、空港で待機していたトヨタレンタの車に案内
され、ススペにある事務所まで送ってもらう。
簡単な契約を済ませると、今乗ってきた車を渡された。しかし取り扱いの説明は一切無し。
おおらかというか、車なんてそう大差があるもんじゃなし、まぁいいか・・と乗り込みホテル
へ直行する。
ホテル内のツアーディスクへ部屋の鍵を受取り、部屋に直行。
荷物を部屋に放り込み、すぐ隣にあるハファダイ・ショッピングセンターへビールとつまみの
買い出しに出る。
大好きなミラー・ライトが1本99セントは本当に嬉しいっす。

今日のディナーは、お決まりのイージーキッチン。明日からの健闘?を祈って生ビールで
(^o^)/C□☆□D\(^_^)カンパイ

探訪旅行2日(10月26日)
朝食はハファダイ・ビーチホテル隣にある、デリ・ベーカリーでとる。
今日は車で行けるビーチは全て行くことに決めていた。
できれば、オープニングで「BEACH BOYS」の文字が作られたビーチ。
海都が住んでいたバスがある、海の見える広場。
広海&海都が始めて接近遭遇した、海の見える交差点探索が第一目的で、ガラパン
市街から反時計回りでサイパン島を1周する事にした。

海都が住んでいたバスのある広場は、海は静かで沖にリーフが見える。
ということは当然サイパンの西側のビーチに限られる。
また、ところどころに車進入防止用の、黄色に塗られたコンクリート杭がある。
これもガラパンからサンアントニオまで続く、ビーチロード沿いに多く見られる事から
ビーチロードを南下し、途中それらしい場所を見つけては車を止め、確認のため歩く。
といった事を繰り返した。

グランドホテルを過ぎて、海側に向かい右折する道を入って行くと、見覚えのある風景
に出会う。
スペシャル編冒頭で、海都と夏美さんが海にイルカを捕獲しにいく途中、ジープで出て
くる場所に間違いないようだ。
しかし・・BGは全く記憶が無いという。あらら〜・・あれだけビデオチェックしたのに〜?
結局BGは分からないようなので、証拠写真だけでもと、撮影しておくことにした。

サンアントニオにあるパシフィック・アイランドクラブ先のビーチまで、車で行けるところは
ほぼ探索したはずなのに、海都のバスがあったビーチを発見することはできなかった。
地図にも載っていないような道がどこかにあるのかなぁ・・。

まぁ最初からそんなに上手くいくとは思っていないし、気を取り直して次はサイパン南部
にあるビーチを探索することにした。
まずはアギガンビーチへ。
地図ではコーラル・オーシャン・ポイント・リゾートクラブに隣接する、ゴル場の中の道を横断
して行くようになっている。
公道とはいえ、チョット気が引けたので近くにいたスタッフの人に「アギガン・ビーチ・OK」と
聞いたところ、手を振って答えてくれたため安心して車で入って行く。
でもどこから飛んでくるか判らないゴルフボールと、カートに乗ったプレーヤーに気を使い
ながら進んで行くと、いきなり目の前が崖になった。
と言っても高さは2〜3m位。歩いてビーチに降り立つと、いたる所に大きな岩がゴロゴロして
いるビーチだった。
1見してロケ地で無いと判断、そうそうに引き上げる事にした。

次に向かったのがラッダービーチ。
「LADDER BEACH」と書かれた木の標識を右折して進んでいくと、ものすごい悪路。
道路の真ん中は雨水の通り道らしく30cmほど陥没しており、道路の両端は大きいもので
20cmくらいは、あろうかという岩のような石がゴロゴロした凸凹道だ。
タイヤのパンクに注意しながら、ゆっくりと坂道を下って行くと開けた場所に出た。

緊急用らしき電話機が設置された先にはビーチに降りる階段がある。
下まで降りてみると、ビーチ全体が岩に囲まれた、野球場程度の広さがあるビーチでした。
オープニングで使われたビーチに雰囲気は似ているが文字を作るには狭すぎるようだ。
しかしどこか見覚えが・・。
・・・そうだ! ビデオの特典映像に写っていた景色だ。ここはBGも納得。


結局BGが分からなかった場所。
旧砂糖荷揚場跡です。
ビデオ6巻の最後の収められている特典
映像にちらっと映るラッダー・ビーチ

次はオブジャン・ビーチに到着。
2km程ある大きな入り江に囲まれたビーチで、オープニングで使われたビーチに雰囲気は
似ているが、広すぎるため、すぐに違うと判断。

次はダンダン・ビーチに向かおうと思ったが、あまりにも道が狭いため、一旦サイパン空港
まで引き返し、クロスアイランドロードを北上してラウラウビーチに向かう事にした。
サンヴィセンテスクールを過ぎると「→LAOLAO BEACH」と書かれたちいさな看板を発見。
右折して、狭い道を入って行くとまたもや悪路に突入。カローラで入るには、ちょっと自信がない。
次回、四駆を借りて来ることにして、今日は諦めることにした。

クロスアイランドロードに引き返し、お腹も空いてきたのでレストランを探すことにした。
地図を見ると、近くにあるのはラウラウ・ベイ・ゴルフリゾートくらいしか無い。
ダメもとで行ってみますか! ということになり、ライオン像のある三叉路を右折してゴルフ場に
向かっていると、またもや見覚えのある景色に遭遇。

お〜! ここは広海都がパトカーに追いかけられるシーンで使われた場所じゃ〜ん!
本日始めて、間違いないとわかるロケ地発見です。
意気揚々車に戻り、ゴルフ場へ向かって行くと、その先の風景にも見覚えが・・・。
おぉ〜!! ここは海都がバイクに乗って最初に登場するシーンだぜ〜い(笑)
TVでは、すぐ後ろに海があるかのように錯覚するが、実際はかなりの高地で、ここから見える
海までの実距離は2km以上もあり、意外な印象だった。

おかげで昼食は話が弾むが、ウエイターからはゴルフをせず、昼食だけでここに来た人は初めて
と言われ思わず苦笑い。

広海都&パトカーのカーチェイスに使われた
ラウラウゴルフリゾート前の道路。
海都がスペシャル編で最初に登場するシーン
に使われた道路。

食事をとりつつ、午後の予定を検討。
地図を見ると、サイパン東側のビーチにつながる道は、ほとんど途中で消えている。
ということは当然、車での進入は不可能なんだろうなぁ〜・・。
いいかえれば機材を運ぶロケ地の可能性は低いと判断できるので、東側ビーチの探索は
打ち切ることにした。
次の探索場所は広海都が接近遭遇した交差点に絞り、再度地図を見直すと、サイパン南部
の空港やススペ地区に集中しているため、来た道を一旦戻ることにした。
しかし、これが失敗。このまま北上していれば、もっと簡単に見つけられたのだが・・・。

サイパン空港からススペ周辺の交差点を、くまなく探しまわるが、それらしき場所が全く見当た
らない。一つだけ、チャランカノアからの道とアスリートロードが交差する場所が似ているような
気がしたのだが、肝心の海が全く見えない。
まさか・・合成画像?ってことはないよな〜。 気に掛かるが、あきらめも肝心ということで
気持ちを切り替えて、サイパン北部を探すことにした。

ビーチロードの一つ山側の道、ミドルロードを北上しガラパン地区へ向かう。
しかしこの辺りは建物が多く景色が全く違う。こうなったらビーチ探索も兼ねていける道は全部
行ってみようと、最北端のマッピ山まで行くことにした。

ビーチロードからマッピロードに入り、2km程行くとタガ遺跡の石柱を型取った標識に
「←Tanapag Beach」の文字が見えた。
対向車に注意して急いで左折し、狭い道を走行していたら、いきなり車がジャンプする。
イテテ・・と言ってる間にもう一度ジャンプ。  な、なに?
車を止めて道路をよく見ると、ホテル等でよくみかけるバンプが設置してある。
まさかこんな所にもあるなんて・・。
きっと住宅街のため、スピードが出ないよう設置したのでしょうね。
バンプに注意しながらゆっくり走行していくと、目の前に真っ青な海が現れた。
沖合数キロ先には、マニャガハ島が見える静かなビーチだ。
ふと見ると、バーベキューハウスの前に、二股に分かれた見覚えのある椰子の木が立っている。
お〜!見っけ〜!! 
ここは確かに、あのメッセージボトルを女の子が拾った場所だ。
記念写真を撮ろうと、二人で騒いでいると、ビーチで遊ぶ子供達の面倒を見ていたおじさんが、
気を利かせて場所をあけてくれました。 どうもすみません・・。

次は一旦アクア・リゾート・ホテルに入り、プールサイドを抜けてアチュガオビーチに出た。
しかし残念ながら、このビーチの風景には記憶がないので引き返すことにした。
ホテルを出る際、ふとカウンターを見ると、どこかで見たことのある人が・・。
あ〜〜! あの人だ!!
TVで春子さんと真琴がこのホテルで広海君の事を訪ねた時に「ボ〜ス?」と答えていた人でした。
後先考えず走り寄り、「ビーチボーイズ知ってますか?」と訊ねると、「Oh〜! Beach Boys!!」
と笑って答えてくれました。
日本語がほとんど通じなかったのですが、カメラを指さし一緒に写真を撮らせてほしいと言ったら、
わかっていただき、わざわざカウンターから出てきてくれました。
エドさん、本当にありがとうです〜!

※2002年1月に行った際、エドさんはマリアナ・リゾートへ移ってしまったそうです。

私達のHPトップの画像はここタナパグビーチ
やっぱ絵になるよね〜。

アクアリゾート当時のエドさん。

次は2km程先の日航ホテルを過ぎてすぐに左折し、パウパウビーチ内にある小さな公園に
車を止めて、歩いてビーチへおりていく。
ビーチ手前は、木が鬱そうとしておりちょっと暗い雰囲気がするが、ここを抜けると青く澄んだ
ビーチにでた。
見たことがあるような気もするし、違うような気がするビーチなのだが、いつものような直感が
働かない。ここは違うなぁ〜と勝手に二人で決めつけ帰ることにした。

※実はこのビーチもロケで使われていました。それが判ったのが4回目に訪れた時でした。

最後は2km程北にあるウイングビーチ。
地図を見るとマリアナリゾートホテル脇のサーキット場の先に左折する道があるようだ。
しかし入った途端、ここもいきなり悪路。車を置いて歩こうにも、笹のような木が生い茂り
ちょっとやばそう。ここも後日四駆を借りた時に挑戦することにして今回は断念。

この先の北部にビーチはなく、ほとんど断崖絶壁の岬に変わってしまうので、ラフェスタ・サンロケ
まで引き返す事にした。
前回訪れた時わからなかった場所を、今回こそはと入れ込んで乗り込んだつもりなのだが、
またもや???状態に陥る。
今回探すポイントを天井に取り付けられているイルカを見印にしていたのだが、なんと2箇所も
あったのだ。結局どちらかその場では判断がつかず、両方の写真を撮り、帰ってから確認する
事にした。な〜んか情けないなぁ・・。
まぁ、人間の記憶なんてこんなもんでしょう(笑)


ちょっと夕食には早い時間だが、リブステーキとロブスターが美味しいというふれこみのトニー・
ローマで食事をする事にしてみた。
どうせなら両方一緒に味見をしてしまおうと$38のセットを注文する。
アメリカ資本のレストランなので、きっと食べきれないほどの量がでてくるのだろうなぁ〜・・と
楽しみにしていたら、意外にもチョット多めかな程度でした。
二人ともパンを少し残した程度で全て、たいらげてしまう。
アメリカンサイズって言ってもたいしたこと無いじゃ〜んってなところでしょうか。

時間は午後4時半。今日の最後にと広海と海都が強制送還された空港を撮影する事にした。
お昼にラウラウゴルフから引き返してしまった、クロスアイランドロードで空港へ向かう。
マッピ、ビーチ、クロスアイランド各ロードの分岐点となる大きな三叉路を左折し、キャピトルヒルの
知事公邸前あたりで、何気なくルームミラーを見ると・・・あれ〜??

こここそ広海と海都がサイパンで始めて接近遭遇した交差点の風景だ。
でも信号がない!・・・どうして?
車を降りてあたりをよく観察してみる。確かに間違いない、この十字路だ。

どうやらビーチボーイズのスタッフに、してやられたようですね。
あの信号は別に撮影しておき、編集でいかにもあるかのように見せていたようです。
う〜ん・・クヤシーなぁ〜!
昼食後、交差点を探しに空港方面へ戻らず、そのまま北上していれば簡単に早く発見できた
だろうし、スタッフの映像マジックにひっかかる事もなかったんだよね〜。

は〜なんか急に疲れが・・・。まぁ、結果として見つかって幸いと気を取り直して再び空港へ
向かうことにした。
広海都が強制送還された場所は、サイパン空港脇にあるツアーバス停留所奥の、パシフィック・
アイランド・アビエーション専用通路と判っていたので、迷わず入って行ったのだが、突然係りの
人に「NO!」と止められてしまう。
どうやら関係者以外立ち入り禁止のみたいですね。でもカメラを見せて撮影する仕草を見せたところ、
観光客だとわかってくれたらしく、すんなり「OK」の仕草をしてくれる。
やっぱやさしいよね〜。


広海都が始めて接近遭遇した十字路
キャピタルヒル知事公邸付近
サイパン空港奥にあるテニアン島への
連絡航路となるPIA専用通路

とりあえず今日のロケ地探索は終わりにして、ホテルへ引き上げることにしました。
部屋に戻るとさすがに疲れが出て二人ともベッドにバタン!
ふと気がつくと外はもう真っ暗。2時間ほど寝てしまったらしい。

ちょっと疲れを取ろうと、マッサージを兼ねてシーザー・サウナへ行く。
建物から西洋系のお店をイメージしていたが、入ってみたら東洋系の方が経営するお店
のようです。
う〜ん・・なんかイヤな予感・・。
2年ほど前に行った韓国垢すり体験を思い出してしまうなぁ〜。
韓国の垢すりって、スッポンポンでベッドに寝かされて、他の客から丸見え状態でやられる
だよね〜(笑)

結果は「やっぱり」でした。いきなり全部脱いで下さいと言われ、タオルも貸して貰えず、シャワー
ルーム→サウナルーム→ジャグジーと流れ作業のように案内され、なんか全然落ち着けない
うちにマッサージ室へ。
韓国の人ってホント素っ裸でも全然気にしないんですね。まあ最後の個室でのマッサージは
気持ちよかったけど・・。
BGの方はこの件に関して、一切語りたくないそうなので割愛します。

今日一日いろいろあったけど、まぁ満足できたロケ探になりました。
本日のシメと言うことでDFSギャラリア内にあるハード・ロック・カフェで一杯やることする。
しかし名前のとおり、大音響のロック・ミュージックが嵐のように耳に突き刺ささりますなぁ〜。
大声で話さないと会話が全く聞き取れません。疲れる〜。
小腹が空いたのでお酒のつまみを頼もうとメニューをみたら全部英語。
なんとか読める、チーズバーガーにシーザーサラダ、オニオンリングと適当なカクテルを注文するが
なぜか店員さんが含み笑い?
な、なに!? と首を傾げて待ってると・・うぁ〜!出ました。 アメリカンサイズ!!
どれも、これも半端じゃないっす。
ハンバーガーも付け合わせのフライドポテトも日本の2倍。
シーザーサラダが入っている器はもしかして小さめの洗面器?
オニオンリングは20cmくらいの山になってるし・・・。

トニーローマでの前言撤回します。ごめんなさい・・・。


探訪旅行3日(10月27日)
今日の午前中はオープニングシーンに使われていたマニャガハ島へ渡り、午後は警察署と
イルカのいたプールを探しに市内を走り廻ることにしました。
オープンデッキの船に乗り込み、約15分程でマニャガハ島に到着します。
現地スタッフから島内の過ごし方について、簡単な説明を受けた後、自由行動となる。
早速ロケ場所の探索を兼ねて島内を一周してみる。
波打ち際を歩きながら探していると、アッと言うに元の場所へ戻ってしまった。
えぇ〜!見つかんないぜ〜。
もう一度廻って見るが、やっぱ「ここだ!」と断言できる場所が見あたらない。
またしても記憶の限界を知ることとなってしまった・・トホホ。

まっいっか・・。
空は青いし、海はマジきれいだし、写真は次回と言うことで今回は遊びまひょ。
夏はやっぱ・・海だよね〜(笑)

わずか3時間ほどだが全身すっかり日焼け。今晩、風呂入れるかな〜と心配しつつ帰りの
船に乗り込む。一旦ホテルに戻り軽くシャワーを浴びてから昼食をとることにした。
今日の昼食はラーメンの「みそや」と決めていました。
実は反町くんのファン会報誌で、撮影後に再度サイパンに来て「みそや」でラーメンを食べたら
美味しかったという記事が掲載されていたのでした。
店に入ってラーメンを注文後、反町君について店員さんに訊ねみましたが、なんと全員ローカル
の人たちで日本語がほとんど通じません。
肝心の反町君情報は全く判らずじまいの上、ラーメンも注文したものと違うものが出てくる始末。
これ「違うよ」って言っても、首をかしげてワカリマセ〜ンってポーズとられちゃうし・・・。
まあ目的のロケ地でもないし、いさぎよくあきらめて食べることにしましたが・・・う〜ん。
反町く〜ん、ホントに、ここのラーメンは美味しかったの〜?

昼食後は予定通り車で警察署へ向かうことにした。
地図をみるとススペ地区の官庁街にあるので、すぐに判ると思ったのだが、どうやら1本入る道を
間違えたらしい。どんどん道が狭くなり、いつのまにか学校の校庭に入りこんでしまったようだ。
授業を終えたのか、校庭には生徒がわんさかわんさか!
地図も詳しい地図ではないので、今どこにいるのか全く判らない状態に陥ってしまう。
これ以上、車でウロウロしているのもなんか危なそうな奴、と思われてもいけないので、
校庭を突っ切り、先に見える道路まで出ることにした。
見慣れたビーチロードに出てきてホッと一安心。

ここはまたの機会ということで(笑)、イルカのプールを探すことにした。
TV画像では海に隣接しているのが判っていたので、サイパン北西部の港湾地域を探索すること
にしました。
ミドルロードから1本海側に入った道を港湾づたいに北上し、しらみつぶしに探してみたが結果は
NO!。プールらしき建造物が全く見あたらないのだ。
知り合いもいないし、英語も判らずではお手上げです。2時間ほど探し回ったが結局あきらめるしか
ありません。
少し日も傾いてきたので、先ほど行けなかった警察署探しで今日の探索を終えることにしました。

※実は後で判ったことですが、このプールは予想もしないところで撮影されてました。
 このとき判っていればこんなに苦労しなくてもよかったのですが・・。



サイパンの西、リーフ内に浮かぶマニャガハ島
真っ青な空とコバルトブルーの海、白い砂浜は
まさに南の島の楽園って感じでしょうか?

今度は道を間違えないよう、しっかり地図を見ながら走行し、なんとかたどり着つく。
早速警察署内の駐車場に車を止めて記念撮影。あの留置場が警察署の裏側にある
のでないかと、探索しようとしたが目の前をポリスマンが行ったり、来たり。
ちょっとやばそうなのであきらめました。(笑)

今夜はサイパン最後の夜。
今までロケ地探索ばかりだったので、一つくらい観光するかと言うことでサンセット・
フィッシングに挑戦する事にした。
ツアー会社と契約している釣り船が休日のため、急きょ別の船に変更となった。
一番に乗船して待っていると、韓国の新婚カップルとおぼしき3組に、いかにも釣り好きな
日本のおじさん一人でした。
まだ明るい内から、船のあちこちでイチャイチャ始めるカップル。
まあこちらも、とうはたっているけど一応カップルだしぃ・・なんて事はないのですが、一人で
乗ってきたおじさんはチョット寂しそう。

船上で軽い夕食を済ませ、30分ほどで釣り場に付いたようでエンジンが停止した。
一人毎に釣り竿を手渡され、ほとんど英語(だと思います)で餌の付け方と釣り方を教えてくれる。
餌はイカのぶつ切りだ。どんな餌が出てくるのか心配してたBGもこれを見て一安心。
イカをねじるようにして針に付け、オモリが海底に着いたら3回ほどリールを巻き戻しアタリを待つ。
しばらくすると手先にコツン・コツンと手応えが・・・。
一気に竿を立てて合わせる。隣のBGにも掛かったようで二人してリールを巻き上げ待望の1匹目
をゲット!! 30cm位の鯛に似た魚が上がりもう大はしゃぎ。
船員さんが写真を撮ってくれるというので、カメラを渡し二人で記念撮影。やったー!
うちら二人と日本人のおじさんは、もう釣りに夢中。
一方韓国系の新婚さん達はというと、カメラの三脚を取り出し仲良く記念撮影始めてるし・・・。
オイオイ・・何しに来たんだよ〜!
無視、無視。日本人チームは釣りに没頭です。
でも以外と簡単に釣れるので、一度くらいは経験してみるのも楽しいと思います。

約1時間程度で釣り終了。
船は遠くに明かりが見える方向へ転蛇し、スピードを上げる。
船内の明かりが消され、真っ暗になった夜空を見上げると・・今まで見たことがない数え切れない
ほどの星が宝石のように輝います。これにはマジで感動。
夜も明るい日本では、こんなきれいな星空が見える所ってほとんどないでしょうね。
な〜んて、かっちょいい事を言いつつ、つい々隣のアベックにも目が行ってしまうBBでした。(笑)
釣りを終え、サイパン最後の夜はイージーキッチンでカクテル・タイム。
そんなこんなで最後の夜がふけていきます・・・。


サイパン警察 釣れた魚に大はしゃぎ

探訪旅行最終日(10月28日)
いつもながら、今日帰るのかと思うと憂鬱だよね〜。
そんな気持ちを察してか窓の外を見たら雨。出かけるのもおっくうなので10時チェックアウト
でいいやと二度寝を決め込む。
9時。目覚ましの音で起こされる。部屋を片づけフロントに行き、電話代とクリーニング代を
支払ってチェックアウト。
荷物をレンタカーのトランクに入れ、車に乗り込みビーチロードを南下。最後のあがきで海都の
バス探しを始めることにした。

TVの画像から見て、このガラパンからチャランカノアまでのビーチロード沿いのどこかで間違い
ないと確信しているのだが、やっぱり見つからない。
あのバスは撤去されていたとしても、周りの景色は頭にしっかり焼き付いているから絶対に
見落としは考えられのだが・・。
もしかしたら車で入れない個人住宅や学校、ホテルの中を通り抜けなければ行けないの
かもしれない。たしかにそう言ったところが何箇所か残ってはいる。

12時近くになり雨が激しくなってきたので探索はあきらめ、空港に向かう事にした。
途中「百番」という看板にステーキの文字が見えたので入ってみる。
せっかくサイパンに来たのでテニアンビーフのステーキ1kgを注文。
ご飯、みそ汁付きってのがうれしいよね。
結構、食べ応えがあったけど朝食抜きなので、きれいに片づけてしまう。
雨のせいかお客は私達だけだったので、大阪からこちらに来られたという店の御主人と30分
ほど世間話をしました。
稼ごうと思わなければサイパンはのんびりしてて本当に暮らしやすいとこですよ。
と言っていたことがとても印象に残った。
そうだよね〜。海はあるし、1年中夏だし。
ふと、スペシャル版の中で出てくるネソマニアという言葉が浮かんでくる。
このご主人もきっとネソマニアの一人なんだろうなぁ・・・。
結構うらやましかったりして。

空港正面にある駐車場のレンタカー返却指定場所に車を置き、空港に待機している
現地スタッフの方から搭乗券を受け取り機内へ。
サイパンロケ地探索2回目でかなりの成果は上げられたけど、あのバスがあった場所や
BEACH BOYSの文字を作ったビーチが見つからなかった事が心残りかな。
飛行機の窓から小さくなったサイパン島に「またくるぜぃ」と誓いつつ、現実の待つ日本への帰国
の途につきました。


ビーチボーイズ・メモリアル・アルバムの
表紙になっているマイクロビーチにて